美容サロン経営コラム

美容サロン経営コラムVol.30 求人広告に出すべき情報とは?



登場人物

まどかコーチ

元ネイリストの経営コンサルタント。神出鬼没だが、MON PREFERENCE(モンペレフェレ)の経営サポートを担っている。カナさんの紹介で、Bonheur(ボヌール)もサポートすることに
あおいちゃん

ネイル&アイラッシュサロンMON PREFERENCE(モンペレフェレ)のサロンオーナーで、ネイリスト。開店から6カ月たち、様々な悩みが浮上中。コーチからのアドバイスの元、売上アップのために奮闘中!
あみちゃん

MON PREFERENCEのネイリスト兼アイリスト。あおいちゃんの高校の後輩で、愛されキャラの頑張り屋さん。

求人広告って、難しいですよね。無難な内容を載せても、他のサロンと似たり寄ったりになってしまうし。

ネイルサロンに限らず、美容業界全体が深刻な人材不足に陥っているから、小さなサロンでも採用戦略はますます重要になるわね。最近は安定志向の若い人が増えているから、福利厚生が充実しているサロンを選ぶ傾向にあるから、その点も工夫が必要よ。

今回は、社員ではなく週2〜3日働いてくれるアルバイトを募集しようと思っているんですけど、その場合はどうすればいいんですか?

アルバイトでも、即戦力を採用しようと考えているんでしょう? であれば、時給は通常よりやや高めに設定する必要があるわね。それに、アルバイトであっても社員同様の教育機会を持ってあげる必要があるわ。技術研修や商品知識の勉強会の機会を定期的に設けたり、資格手当付与などを検討したりする余地もあるわね。それを、求人広告でもアピールするのよ。

一緒に働く仲間だから、社員とかバイトとか関係なしで、チームワーク重視で一緒に頑張れる人が来てくれるといいなぁ。

今、あみちゃんが言ったようなことをメッセージとして掲載してもいいわよね。紙の求人媒体では限界があるけど、ネットの求人媒体ではある程度掲載できる写真や文字のボリュームもあるから、それぞれの媒体ごとに訴求方法を変えるのもありよ。働いている人の姿や顔が見えると、安心感を与えることができるから、あおいちゃんやあみちゃんの写真やメッセージを自社サイトにもしっかり載せましょう!

逆に、求人広告でやってはいけないことってありますか?

応募の問い合わせの数を稼ごうとするあまり、幅広い層に対してメッセージを発信しても、かえって伝わらないわよ。「こんな人と働きたい」っていう具体的なイメージを伝えることが重要なの。それと、「MON PREFERENCE(モンペレフェレ)で働くとどんないいことがあるか」を伝えてあげることね。小さなサロンの求人広告にありがちなのは「アットホームな職場です」ってものだけど、小さなサロンはたいていアットホームだから、訴求ポイントにはならないわね。

なんとなく、イメージできてきました。要は、求人者をお客さまのように捉えて、情報発信するんですね!

あおい先輩、MON PREFERENCE(モンペレフェレ)で一緒に働いてほしい人、もっと具体的にイメージしてみましょう! 私たちがその人に、何ができるのかも考えてみます!

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